CANDLE

「メリークリスマス」
博之が帰ってきたのは、夜半近くだった。
「お疲れ様〜」
急いで迎えに出る。
「んっ」
壁際に背中を押し付けられ、いきなり唇を奪われた。
「ちょっこんなとこで・・・ん」
あわてる大介を無視して深く口付けが交わされた。
「早く戻ってきたかった。ライブ中もずっと大ちゃんのことばっか考えてて」
「ヒロ・・・。僕も、待ってた」
嬉しさからか、恥ずかしさからか顔を赤くして博之に抱きつく。
「そうそう、ケーキ買ってきたんだ食べよ?」
「うんっ」

テーブルの上にはケーキとワイン、そしてロウソクが並べられた。
2,3ある大きなロウソクに火を付け、明かりを落とす。
「雰囲気出るね〜」
「うん。なんかクリスマスってカンジ」
大介はとても嬉しそうだ。
あまりクリスマスを祝うということがないのだろうか。
口をあ〜んと開けて、博之に食べさせてもらったりしている。

「ヒロ、ケーキが付いてるよ」
そう言って、大介は博之の口の端をペロっと舐めた。
恥ずかしそうに急いで離れる顔をとらえ唇を寄せると、博之は舌を侵入させた。
濃厚なキス。
歯列一本ずつなぞり、さらに深く進んで吸い上げる。
唾液の交わる音が響き、大介はその蕩けるような感覚に頭を痺れさせた。
「・・・ん」
唾液が糸を引いて唇が離れる。
「大ちゃん、していい?」
そう囁いた博之に大介はこっくりと肯いた。


「んあっはっ」
敏感な身体がビクッと震える。
モノをすっぽりと含まれ、扱き上げられる。
慣れた身体も、しかし異物の侵入を拒んだ。
昨日弄ばれたソコには、未だ痛みとだるさが留まっている。
「・・・っつ」
顔を歪ませた大介に気づき、博之の舌は奥へと移動した。
入り口をぴちゃぴちゃと舐め、深く差し入れる。
両手で蕾を開き、掻き回すようにすると大介は淫らな声を放った。
「ヒロっだめ・・・もうだめ早くっ」
博之のモノが侵入する。
大介は博之にしがみ付いた。
「ああぅっ」
一度、動きを止め慣れさせるようにする。
「ああっはっ痛っ・・・」
ピストン運動が始まり、擦りたてられて大介は涙を零した。
「ヒロ・・・ちょっキツ」
しかし、博之は動きを止めない。
感じるポイントをぐりぐりと突き上げられる。
「ふあっ」
苦痛と快感の波が押し寄せ、互いにぶつかり、弾ける。
しかし、その瞬間を迎える前に、博之のモノは大介から抜き出された。
「いやっあ、やめないでっ」
「大ちゃん、もっとイイことしよう」
なだめるように言うと、博之は大介にアイマスクを付けた。
とたんに視界が真っ暗になり、大介は不安に駆られる。
「ヒロ・・・?っうああ」
軽く胸の突起に触れられただけで大介は跳びあがった。
「感じるでしょ」
予測不可能の感覚は強い刺激を伝える。
しばらくあちこちを弄った後、博之はテーブルの上からあるものを取った。
「ちょっと我慢して」
荒い息をついている大介の耳元に囁く。
「熱ぅっ」
とたん、大介は一際甲高い声を上げた。
大腿の辺りに強い衝撃が奔ったのだ。
「っう、何・・・?」
それがロウソクの蝋だと分かるまで数秒の時間を必要とした。
「やっヒロっ」
ジタバタと抵抗する大介を無視して、再び蝋が垂らされる。
「あっあうっ」
大介の身体に零れた蝋は、痛みと疼きを伴い、赤い痕を付けていく。
「はあっはあっヒロ・・・もっ」
苦しげに顔が歪む。
しかし、それとは裏腹に大介のモノは反応を示していた。
「ああっ熱いっ」
乳輪の辺りに垂らされる。
熱の痛みは快感へと変わる。
むずがゆいような疼きが収まらなかった。
何処に落とされるか分からない不安と、次にどうされるのかという期待に似た感情が大介の下半身を支配していく。
次にそれは快感を示す幹へと落ちた。
「んぐうっ」
細い身体がしなる。
しかし、無意識にその先を望んでしまっているのだ。
そんな自分の身体が怖かった。
「大ちゃん、いくよ?」
目隠しをされたまま、しかし博之のしようとしていることがわかる。
「ヒ・・・ロっ」
震える声で名を呼ぶが、抗うことはできない。
ついに蝋が大介の先端、最も感じる部分に垂らされた。
「ひぃっああああ」
目の前に火花が散る。
いや、そういう錯覚に陥ったと言った方が正しい。
バーンと殴られたような衝撃に、大介はガクガクと震え、迸りを放ってしまった。
混ざった精液と蝋とが大介の下半身を汚す。
「んんっ」
唇を塞ぐと、苦しげに胸が喘いだ。
博之を押し返し、必死で酸素を取り込もうと呼吸する。
そんな大介にかまわずに博之は先ほどのロウソクの火を消し、それを秘部にあてがった。
「あうっやっああ」
抵抗の言葉も、快感に飲み込まれてしまう。
再び持ち上がるソレを扱かれて、大介は必死で叫んだ。
「やっやだよっ・・・そんなのいやだぁ、っく」
「じゃあ、何ならいいの?」
意地悪く問う博之にしがみつく。
「ヒロっヒロの挿れてぇ」
とたん、ズンという感覚とともに、大きな質量のモノが侵入してきた。
「・・・っ」
声を上げることも出来ずに、大介は大きく仰け反った。
突然のことにアソコが収縮し、博之のモノをものすごい強さで締め付ける。
「っく」
その刺激に博之は低く呻いた。
「ふああっあ」
目の見えない大介はいつもより敏感だ。
少し動かすだけでギュっと締め付け、その異物感に、さらに自身を大きくしてしまっている。
「お願っ、ヒロこれ取って」
博之にしがみついたまま、大介が懇願する。
「ヒロ・・・の、顔見て・・・イきたいっ」
「っ・・・いいよ」
目隠しを外された先には、顔を上気させた色っぽい博之の顔。
「ヒロっ、もっとぉ」
「大ちゃん」
腰の動きを激しくする。
二人の淫らな吐息が重なった。
「あっひっイっちゃう、イっちゃうよぉ」
「俺もっ」
余裕がなかった。
ただただ、快感を貪り合う。
大介はビクビクと震えると、博之の背中に傷跡を残し、意識を手放した。



生温かい感触に、大介はぴくっと身体を動かした。
「大ちゃん?」
重たい瞼を開くと、目の前に博之がいた。
生温かいものはシャワーのお湯だった。
蝋塗れの身体を洗われている。
「あっちょ・・・ヒロいいよっ自分でするから」
恥ずかしさに頬を赤く染めながら、大介はヒロの手を振り払おうとする。
しかし大介が動くと、シャワーがもろにかかってしまった。
「っあ」
反応してしまう。
そんな大介に、博之は可愛いと囁いた。
シャワーを浴びせながら優しく擦る。
「ふあっ・・・あぁ」
博之は勃ちあがったソレを見て、くすっと笑った。
「洗ってるだけなのに、勃っちゃったの大ちゃん?」
「やっヒロ言わな・・・ああっ」
ついにはその奥に潜んだ蕾さえも洗われ、大介は喘ぐ。
「だ、だめ・・・出ちゃうっ」
洗っていると偽った指が悪戯にうごめく。
「いいよ、イって」
スポットを抉られ、大介はあっけなく果ててしまった。
「はあっ、ヒロ」
「だめだ・・・もう入れていい?」
博之のモノは大きく成長している。
「ちょっ・・・」
突き入れられたとたん、大介は悲鳴を上げた。
「ひっあああー痛っ壊れちゃうよぉ」
背中までビリビリとした痛みが奔る。
さっきまで弄ばれていたソコは傷ついていた。
「大ちゃん・・・」
「え?」
博之は大介を抱きかかえると、湯船の中に入った。
「そんなっ汚れ・・・あっ」
大介を気づかってゆっくりと腰を沈ませる。
隙間からお湯が入り込み、生ぬるい感覚が腹の中を這う。
「あうぅっう」
だんだんほぐされ、痛みは快感に変わっていく。
「ひあっ」
屹立したモノをつかまれて、大介はびくっと反応する。
ざわりとした感触があった。
「ヒロっいいっ」
自ら腰を動かして快感を求める。
下から深く突き上げられ、その蹂躙に胸を喘がせた。
博之は大介の顔を後ろに向かせ、唇を重ねる。
唇を舐め、舌を絡め、吸う。
「んっんぅ」
ソレを強く扱き、大介の絶頂を促した。
「あぁっイっく」
大介が極め、浴槽を濁した直後、博之も大介の中に放っていた。
「大ちゃん、好きだよ」
「僕・・・も」
口を開いた大介の目はトロンとしている。
「ヒロっも・・・クタクタ」
という言葉を最後に、大介は寝息を立てて眠ってしまった。
「困ったなぁ」
と呟くと、博之はその身体を抱き上げて額にキスをした。





ただヤってるだけじゃん!
・・・というツッコミはおいといて
エロ度は他のとそんなには変わらないと思うんですが
どんどん鬼畜化するHiro・・・
はぁ(泣)
そしてどんどん腐女子化する私・・・
はぁ(泣泣)

   





















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